拍手への返信の機能がないので、ここでお返事をば。

＞REREさん

応援ありがとうございます。
小説は何としてもこの夏でフィニッシュを決めるべく、これから頑張ろうと思います。
１年以上お待たせすると忘れられてしまうのではないかという恐怖もありますが、何より登場人物たちをきちんと旅立たせてやりたい気持ちが大きいもので。



さて、タイトルについてですが。

本当にこればかりは不甲斐なさでいっぱいです。
もうちょっと踏ん張ることができたら…。
前回の日記で４月から仕事が大変なことになっているという報告をチラッとしましたが、その後たったひとりの上司が５月末に体を壊して入院、手術。
約一ケ月間、業務は私ひとりで回していました。
とてもじゃありませんが帰宅後に何かをする余裕はありません。
かろうじて洗濯物を１週間分貯めて行い、でもそれをアイロン掛けて畳むのですら２週間に一度という「洗って干してアイロンして畳むくらいなら買った方が楽」というレベルでした。
食事は自然と高カロリーなジャンクフードがメインとなり、体重も激増。
手足はむくみ、血行は悪くなり、会社と家の往復がやっとというひと月を過ごし、ようやく上司が退院してきて通常業務に戻ることができましたが、時すでに遅し…。
昨日、カラーページ３枚を残してずっとお世話になってきた印刷所のカラー表紙＆口絵入稿が締め切られました。
実はオンデマンド印刷であれば今週末まで締め切りが伸びるのですが、オフセットでなければ、また広域RGBフォーマットでなければ、Dolphine Skinsの本はできません。
いや、できることはできるのですが、発色に違いがありすぎて（CMYKの４色刷りは青・緑・紫・ピンクが全てくすむ上に覆い焼きカラー＝発光エフェクトがグレーに変色します）とてもじゃありませんが一番Dolphine Skinsが拘らなければいけない競泳水着の色艶の描画に一定の結果を出せないのです。
どれくらい違うかは昨年夏の作品「Dolphine Skins -Adolescence II-」と昨年冬の作品「Dolphine Skins〜第11のコース〜」を比較して頂けると幸いですが、とにかくオンデマンド印刷はウチの絵には徹底的に向かないことは明白でして、今回ギリギリまで頑張ってはみましたが、納得できないものができるとわかっているものを世の中に出すことはどうしても我慢ができません（「Adolescence II」の時は初めてのオンデマンドでここまで酷いと思いませんでした）ので、今回のコミケのために描いていた新刊「Dolphine Skins〜第12のコース〜」は発行を延期することにしました。

無念です。

ですが、前回の日記にも書きましたとおり、カツオ私設ギャラリー様の新刊「競泳水着Fetish」には新作を寄稿していますし、当Dolphine Skinsにて委託頒布も決定していますので（カツオさんご本人もスペースにいらっしゃいます）、そちらをお手にとっていただければとても嬉しく思いますし、オフセット本ができなかった分、小説「カルキは秘密の香り〜メドレー 最終話〜」にリソースを振り分けて（あとはこれ以上状況が悪化しないことを祈りつつ）再度スパートをかけようと思いますので、どうかそちらだけでもよろしくお願いいたします。

本当に申し訳ありません。

あとちょっと頑張ります。

[2回]